苦手な相手とお話をするときのコツ

【苦手な相手をお話をするときのコツ】

みなさん、苦手な方とお話しする機会ってありますよね。

そういう時は、どんな気持ちですか?

「なんか、気まずくてイヤだな~」

「早く、話し終わらないかな・・・」

と、ネガティブな感情になってしまいますよね。

そんな時に、ちょっとした話し方のコツで

気持ちがラクになるんです。

色々と、コツはあるのですが、今日は、その中の一つをご紹介します。

苦手な人と話すとき、自分の意見を伝えることに意識が向きがちですが、

相手の立場も尊重すると、対立を避けながらスムーズに会話を進められます。

相手の意見をすべて受け入れる必要はなく、

「あなたの考えも尊重するけれど、私はこう思っています」 

というスタンスを取るのがポイントです。

そこで、大事なのは

 共感の言葉を添える

まず、相手の意見や気持ちを認めることで、相手は「自分の考えを否定されている」と感じにくくなります。

✅ 例1(仕事の場面)
相手:「このやり方のほうが効率がいいと思うんだけど」


NG:「いや、それはダメだと思います」


OK:「そういう考え方もありますね。ただ、私はこういう理由で別のやり方がいいと考えています」

✅ 例2(プライベートの場面)
相手:「もっとみんなで集まる機会を増やしたいよね!」


NG:「いや、それは面倒だから無理」


OK:「みんなで集まるのが好きなんですね!私は一人の時間も大事にしたいので、頻度を調整できるといいなと思います」

相手の意見を一度受け止めたあとに、自分の考えを伝えると、スムーズに会話を進めやすくなります。

私も、苦手だな~と思う上司とかに、

ちょっと嫌味なことを言われて、

凹んでしまったり、言い方次第で上司を不機嫌にさせてしまったりした経験があります。

だけど、その上司が機嫌よくなったことがあります。

それは、上司が私の仕事のやり方に不満を持ち、自分の持論を持ち出してきたとき、

私は

「そういう方法もあるんですね。私はその方法も良いと思うのですが、こういう方法も良いと思うんです。どうでしょうか?」

というようなことを言うと、

機嫌よく「いいんじゃないかな~」と答えてくれました。

つまり、

まず、上司の話を認めて、

そして、自分の話も聞いてもらう。

そして!「どうでしようか?」と尋ねることで、

相手も尊重されているという感情を持ち、

嬉しくなるものです。

始めは、難しいかもしれませんが、

できるところからやってみましょう